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2012-04-23 (Mon)
アンティーキングを始めたばかりの頃、
私を救ったファイヤーキングと出会ったそのアンティークショップは
一面きらびやかなショーケースが並び、
ファイヤーキング等を置くところとは全く違うタイプのお店でした。

だからその後また訪れようという気にはずっとならなかったのですが、
しかしそのお店は、最後にもう一度奇跡を起こすことになりました。

本帰国の1ヶ月ほど前、偶然その街へ行く用事ができ、
行ってみるとそこは、そのお店のすぐ近くだったのです。
懐かしくなり、最後の思い出に・・・とお店を訪ねることにしました。

予想どおり以前と変わらない品揃え。
それでも美しいシルバーやアクセサリーをゆっくり眺めながら歩いていると、
さっさと奥まで行って戻ってきた夫の顔つきが違うことに気付きました。
急いで私も奥まで行ってみると・・・
もはや売り場なのか物置なのか分からないような場所に古びた食器棚が置いてあり、
その中にファイヤーキング・レストランウェアのディナープレートと
カップ&ソーサーが無造作に積み込まれていたのです。

そこまでは、まぁありそうな話なのですが、私が驚いたのは
カップ&ソーサーのほとんどが、オールブロック体の初期刻印だったこと!!
もっとも古いと言われる刻印で、数が少なく貴重なものだそうです。

DSC_0020_20120423121003.jpg DSC_0027-001.jpg

しかし物置のような場所に置かれたその子たち、
まだ売り物でないのか値段も付いていません。
レジのマダムに聞いてみますと、案の定、
「まだディーラーが値段付けてなくて分からないのよね~」と言います。
でもがっかりする私たちを見て
「電話して聞いてあげましょうか?」と言ってくださいました。
連絡が取れますように!!と祈るような気持ちで待っていると・・・
つながった模様!!

こうして無事、貴重な子たちを我が家に迎え入れることができたのでした。

ボトムがカクカクッとなっているのが、面白い。
よく見るとソーサーもそうでした。
DSC_0017-002.jpg

改めてこの初期刻印のカップ&ソーサーを見ていて、
私はある意外なことに気付きました。
一般的にレストランウェアは、前期に作られたものの方がガラスの厚みがあり
後期のものは薄いとされていますが、
このカップ&ソーサーに関しては、初期のものは薄いのです。

この刻印のもの(1950年代)と比べてみます。
DSC_0045_20120423121046.jpg

左が1950年代のもので、右が1940年代で初期刻印のものです。
左の方が、カップもソーサーもぽってり厚みがあり、重さもあります!!

DSC_0031_20120423121002.jpg

DSC_0038_20120423121047.jpg

そしてその後、この刻印の頃(1950年代中期~1960年代初頭)にはまた、
薄いタイプに戻っています。
DSC_0049.jpg

個体差がありますが、複数のもので確認したので間違いないと思うのですが・・・
もしかしたら、どこかの工場の単なるミステイクということも考えられますが・・・
とりあえず、
「レストランウェアのエキストラヘビーカップ&ソーサーは
 前期と後期では前期の方が厚いけれど、その前に薄い超初期の時代があった」
ということが分かりました。

なぜ途中で厚くしたの??そしてなぜまた薄く戻したの??
他のアイテムでは、私が確認できる範囲では
初期の方が薄いものは見付からなかったのですが
なぜカップ&ソーサーだけ??
もしかしたら、他にも同じパターンのアイテムがあるかも??
興味深い謎がたくさん浮かんできました。

今度新しくファイヤーキングの本が出版される時は、
こんな謎がたくさん解明されているといいのになぁと願っています♪
(そんなこと気にする人は私くらいなのでしょうか 苦笑)


マニアックな話でしたが、お付き合いいただけた方、どうもありがとうございました☆

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